オリジナル遺品整理
責任者さんは「もちろん契約させていただきます」とその場で契約を了承してくださったのです。
「ありがとうございます。お見積もりは先ほど提示させていただいた金額となります。
それでは、明日、契約書を作成して持参いたします。ありがとうございました」約2時間。
それで、ウエブサイト構築とインターネット販売のコンサルティング業務を契約することができました。問題解決型のプレゼンテーションが功を奏したこともありますが、責任者の方の意思決定の早さに驚くとともに、決断力の素晴らしさに器の大きさを感じていました。
最大の支払い金衝である、クリーミースフレの仕入れ契約が8月未で切れました。いよいよ手数料契約に変更になりますい今月からは、クリーミースフレが売れてもおびえることはありません。
むしろ売れれば売れるだけ手数料が増えるのですどれだけ気持ちのかせがとれたことでしょう。
あとは、9月と10月の支払いをクリアすれば、終了です。
今月から大手さんとの受注業務契約がスタートします。
テストはかなり難航しましたが、なんとかクリアし、いよいよ始まりました。
業務契約なので、かかる費用は人件費だけです。
仕入れがありません。
現在のスタッフでカバーできます。
9月末の請求で、入金は10月末です。
もしさらに、新規クライアントさんのサイト構築もスタート今月はサイト制作と本の執筆に集中することになります。
新規サイトの制作についての契約は、9月と10月に制作費を半分ずつ請求することになりました。
入金は10月と11月ですつまり9月を乗り切れば10月からは請求の入金が相次ぎ、資金繰りも楽になります。
粗利益にいたっては9月から月次決算に反映されます。
やっと収益体制が整い始めました。さらに、このあと同様のインターネット通販のソリューションパッケージ案件のオファーがきました。これも10月からスタートすることになったのです。
いよいよ来月からは、新規事業が本格的に利益と売上を計上してくれます。早朝会議にも張り合いが出てきました。
「親父!また仕事が決まったよ。
今回もサイトの制作から受注までを受けるんだ。
やっと、やっと事業で粗利益と売上を上げることができるよ」「それを軌道に乗るようにするのが大事なんだぞ。だからこそ注文を受け守ることができるんだからな。そこのところを勘違いしてはだめだぞ」父親の指摘は止しかったのです。
事業が軌道に乗ってくると、そちらのほうが効率がいいので、そちらに注力してしまいがちになります。
でも、私の強みは、自分でネットショップを運営している現役店長だ、ということなのでした。
よく、ネットショップで派手に売上を上げて、そのあとで独立してコンサルタントになるケースがあります。
彼らは、それだけウハウとスキルがあるので、それで食べていけます。
しかし、私は、そういうスタンスで動きたくなかったし、現役店長にこだわってこそ自分の強みが発揮できることを理解していましたたとえば、自分のネットショップで新しい手法のメールマガジンを配信して、それがヒットしたとします。
すると、クライアント先に「この間、この手法でメールマガジンを配信したのですが、反応率が〇〇%で、実際にうちでは〇〇万円も売れました。
この手法は使えますよ」閉園環そういったアドバイスが可能なのです。
さらに最近では、ブログやSEO、SEMといった新しい販促手法や広告手法が登場していて、そういう情報にも現役店長だからこそ敏感になれるし、実際に試してみることができます。
そういうことを父親はアドバイスしてくれたのでした。
思えば、6月29日からもうすぐ3か月。
ほぼ毎週このファミレスで早期会議をしています。今までの人生でこれほど父親と真剣にそして濃密に話をしたことがあったでしょう。まだまだまったく楽観はできませんが、資金繰りが悪化したことで、親子での話し合いが増えたようです。まさに、この3ケ月間は父親に「教わる技術」で言うところの「勝手に弟子入り」していることになります。「毎週、たぶん私よりも早く起きて、車で50分もかけてこのファミレスに来てくれて。マシンの最適化。マーケティング、ヤフーやグーグル等リサーチエンジンに分けてより検索されやすいように施策をほどこすこと。また、それを使ったマーケティング手法を考えてくれている。ありがたいことだな。」コーヒーをすすりながら、心の中でそうつぶやいていました。
そう言えば、最近ここのコーヒーが美味しくなってきたような気がします。
父の分と一緒に店員さんにお代わりをお願いしながら、業績の国復に確かな手応えを感じている感覚をも味わっていました。
ファミレスのコーヒーなので、たぶんいつもと同じ味なのだと思いう心の余裕が出はじめたのだと思います。
翌日、税理士さんのところへ行きました。
Fx2というソフトに、売上、仕入れ、人件費、経費をどんどん入力していきます。そして、通帳の内容をすべて人力、3時間かけて8月の締めの入力を終えました。
「それじゃ、8月を締めてみましょう」Mさんはそう言うと、月次決算の処理を行いました。
「あら、8月は利益が出ているわねそれも」「本当ですか。すごい、すごい」徹底した粗利益符理を行ったおかげで、インターネット通販の収益は格段に向上していましたクリーミースフレもやはり夏場は売上が落ちます。そのために、仕入れも通常日に比べて半分以下に落ちていましたそれに加えて、大手さんの受注業務にかかわる初期費用も請求していました。また、印刷の仕事のほうでも、久しぶりに利益の高い仕事が舞い込んできたため、利益が出たのです。6月が3力月分の赤字、7月はほぼトントンそして8月はわずかな黒字になりました。
数字の上では、なんと3ケ月で黒字に転換することができたわけです。「まさに3ケ月、Ⅴ字回復だな」明るいニュースでついに、80万円を超える利益を出せた!しかし、帳簿上の黒字と資金繰りとはまだ分離していました。資金繰りはあい変わらず苦しい状態が続いていました。
6月からのリスケのつけがまわってきていたのです。今月も自分の家にはまともに給料を持っていくことができませんでした。
「申し訳ない。今月で最後だから。がまんしてくれ」
そう言えば、家族3人で最近遊びに行っていないな。外食もあんまりしていないし。
娘は聞きます。
「パパ、なんのお仕事してるの?」本のゲラ刷を持っていたので、「パパはね、ご本書いているんだよ~.今」「ふーん、なんのご本?」「教わる技術」なんて言ったって、わからないよな。ええっとね、そ、そうだ。
「からすのカアくんのご本だよ」プラススパイラルとマイナススパイラルのところで「白いカラス」の話がでてくるのを思い出しました。
「ふ~ん、じゃあカラスの絵~描いてあげるね」「お、そうか、じゃあ頼もうかな」娘が寝たあと、自宅ですでに入稿が終わり、最終校正待ちの原稿を読み返していました。
ポジティブアングルという項目があります。
これは、起きている事象というのは、ポジティブでもネガティブでもなんでもなく、中立であると仮定、そしてそれに対して「良いこと」とか「悪いこと」というのは、その事象をどう判断するか?ということにすぎず、事象を見る角度の違いだという仮説です。
その事象を見た人間がどのアングルからその事象を見るかによって、ネガティブにもポジティブにもなるということです。だったらポジティブに見たほうが楽しいですよね~ということを言っています。この項の校正をしていて思いました。「この資金繰りの苦しい状態をポジティブな角度で見るとは、いったいどんな角度だ。自分で自分の理論に対してケナをつけていました。冗談じゃない。
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